2017/03/16 【経済・統計】 中国:プリペイドカード優待に「落とし穴」、不利益被るケースも

 中国で最近、プリペイドカードを使った悪質な商法が問題となっている。「割引」や「優待」を宣伝文句にしてカードを販売し、購入者に不利益となるような義務を課すというものだ。優待の内容などに目を奪われ、こうした手口に騙されないよう注意が必要という。中国経済網が15日付で伝えた。
 ある洗車サービスのプリペイドカードでは、通常1回当たり50人民元のところ、「500人民元(約8500円)のカード購入で25回利用できる」と宣伝。また、あるレストランでは、「1万人民元分をチャージ(入金)すれば、2000人民元をキャッシュバック」とうたっている。
 最新の調査によると、こうした宣伝をしながら内容に問題がある業者の割合は全体の46%。中でも、美容・理容、教育、洗車、クリーニング、スポーツクラブなどの分野でトラブルが目立つ。カードを購入させることで、消費者にとって不利益となるような義務を課すなどの手口が多いという。
 例えばクリーニングでは、保管期限を設定し、それを超えた場合に超過料金を請求するといった格好。こうした条項を客に説明せずに、プリペイドカードを発行する業者も少なくないようだ。

亜州ビジネス 中国産業データ&リポート
Ashu IR Inc. All Rights Reserved