2017/04/20 【経済・統計】 中国:上海モーターショー開幕、各社「エコカー」に照準

 中国の大型自動車展示会「第17回上海国際汽車工業展覧会(上海国際モーターショー)」が19日開幕した。アジア最大規模の同モーターショーには、世界18カ国・地域の自動車関連メーカー1000社余りが参加。完成車1400台が出展された。うち世界初披露車は113台、外資勢のアジア初披露車は44台を数える。中国経済網が19日付で伝えた。
 中国で排ガス基準が厳格化されるなか、各社はエコカーに注力している。電気自動車(EV)やプラグインハイブリッド車(PHV)などの新エネルギー車は159台が展示された。 日本の大手メーカーを含む外資各社も、次世代カーの最新モデルを公開。中国マーケット開拓に強い意欲を示した。独フォルクスワーゲン(VW)は完全自動運転対応の次世代EVコンセプト「I.D. CROZZ」をワールドプレミア。独アウディは電動SUVのコンセプトモデル「e-tronスポーツバック コンセプト」やEVコンセプトカー「X17」を世界初発表した。アジアプレミアの新型「Audi S5」ファミリーや新型「Audi R8 V10 Coupe」なども出展している。
 一方、中国の新興エコカーメーカーも存在感を放っている。正道集団(HYBRID KINETIC GROUP:1188/HK)、威馬汽車、北汽新能源、蔚来汽車(NEXTEV)などが自社開発のコンセプトカーを披露した。
 上海モーターショーは、北京モーターショーと交代で1985年から隔年開催されている。中国汽車工業協会、中国国際貿易促進委員会上海支部などが主催する中国の大型自動車見本市だ。17回目となる今年は、プレスデーが19日〜20日、一般公開が21日〜28日の日程で開催される。会場となる「国家会展中心(上海)」の総展示面積は36万平方メートル超。13カ所の展示ブースが用意された。うち乗用車ブースが9カ所、商用車ブースが1カ所、自動車部品ブースが3カ所。来場者は累計100万人超が見込まれる。
 15年開催の前回(第16回)は約2000社が出展し、合計1343台が出品された。

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