中国でスマートフォンの普及に伴い、アプリ経由などで順番待ちや病院での薬受け取りなどを依頼者に代わってする代行サービスが拡大している。工人日報が7日付で伝えた。
　なかでも利用者が多いのは運転代行。大手業者の「e代駕」は全国に数十万人の登録運転手を抱え、依頼者のリクエストに応じている。そのほかにも、行列に並んで順番待ち、病院での薬受け取り、荷物の配達、一緒に食事をしたり、買い物に行ったりする「友達代行」などの各種サービスを提供する業者や個人も人気だ。
　特殊な代行サービスとしては、依頼者が食べたいものを代わりに食べ、動画を撮影して送る「飲食代理」や依頼者に代わって猫をなでる「猫なで代行」などのサービスも話題になった。またフィットネスのトレーナーがトレーニングメニューの効果を試すために人を雇い、痩せてもらう代行業もあるという。


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