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  ニュース     2019/12/06 18:59

中国:Q3世界スマホ販売0.4%減、華為はシェア13.4→17.0%に急拡大 無料記事

 世界のスマートフォン(スマホ)販売市場で中国メーカー勢の存在感が高まってきている。特に華為技術(Huawei)、広東欧珀移動通信(OPPO)は躍進が目立つ。世界全体のマイナス成長に逆行し、今年第3四半期に販売台数を伸ばした。ただ、今年7〜9月にかけた世界のスマホ販売台数は、世界全体で前年同期比0.4%減で推移。概算3億8747万7200台に停滞したとみられる。市場調査会社のガートナーが2日に報告した。
 上位メーカーの販売動向は、サムスン電子が7905万6700台で世界シェア20.4%(前年同期比↑0.5ポイント)、華為が6582万2000台で世界シェア17.0%(↑3.6ポイント)、アップルが4083万3000台で世界シェア10.5%(↓1.3ポイント)、小米(XIAOMI)が3227万1300台で世界シェア8.3%(↓0.2ポイント)、OPPOが3083万4400台で世界シェア8.0%(↑0.1ポイント)。その他は1億3865万9900台となっている。
 前年同期と比較し、サムスン電子、華為、OPPOがシェア上昇を達成した。世界首位のサムスン電子は7.8%、2位の華為は26.1%、5位のOPPOは0.9%ずつ販売台数を拡大している。半面、世界3位のアップルは10.7%、4位の小米は2.9%ずつ販売を落とした。
 2018年の第3四半期販売は、サムスン電子が7336万100台で世界シェア18.9%、華為が5221万8400台で世界シェア13.4%、アップルが4574万6600台で世界シェア10.5%、小米(XIAOMI)が3321万9700台で世界シェア8.5%、OPPOが3056万3400台で世界シェア7.9%。その他は1億5396万5800台だった。


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